SwitchBotはどこの国の会社?危険性は?スマートロックを3ヶ月使った感想をレビュー

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みなさん、SwitchBotという会社はご存じですか?

たぶん、「スマートホームデバイス」や「お掃除ロボット」で見たことある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

で、私、このSwitchBotの「スマートロック」を購入しまして、3ヶ月ほど使用したので、そのレビューを行っていこうと思います。

また、SwitchBotってどこの国で作ってるの?という疑問も多そうなので、他のパソコンの記事と同じように、どこの国のどんな会社がこのSwitchBotを運営しているのかについて深堀りしていきます。

我が家のドアは上下2つカギがあるので、本体を2つ購入。
「ツインロック」という2つのロックを連携させる機能を使って使用しています。

結論としては以下の通り。

  • SwitchBotは中国の深圳に本社があり、日本法人も開設している透明性の高い企業です。
  • SwitchBotスマートロックは、非常に使い勝手のよい製品で、日常のストレスを減らしてくれます。
  • 例えば、荷物を持った状態でのカギの開け閉めが楽になったり、出発前に「カギかけたっけ?」の心配がなくなります。
  • 子供にカギを持たせるのは心配…というご家庭でも、指紋で開けられるので安心です。
  • WiFiにスマートロック単独ではつながらないなどの不満はありつつも、非常に満足度が高い製品だと感じます。


我が家のドアは上下2つのカギがあるドアなので、2つスマートロックを購入して「ツインロック」という機能を使っています。

Amazonにはスマートロック2つ、指紋認証パッド1つのセットがないため、Amazonで購入する場合はスマートロックを1つ追加で注文するか、以下の公式サイトではそのセットがあるので便利に購入できます。(画像から公式サイトへ飛べます)

目次

SwitchBotの運営会社はどこの国のどんな会社?

SwitchBotは中国の会社〜卧安科技(深圳)有限公司

中国最大のリクルート会社の「猎聘(リエピン)(中国のサイトなので開きたくない人はご注意ください)」によると、SwitchBotを運営する会社は「卧安科技(ウォアン・テクノロジー)」という会社名で掲載されています。

https://www.liepin.com/company/12280013/より引用。

そこに書いてある会社の紹介文を翻訳すると、以下の通り。

卧安科技(ブランド名SwitchBot)は、2015年に成立したハイテク企業で、開発・生産・販売を統合した広東省にある新興企業です。現在、500名以上の従業員を抱え、広東省の深圳に本社を置き、香港や日本、アメリカに完全子会社をもっていています。IoTスマートホームに特化しており〔中略〕同社は100件以上のグローバル特許を取得しており、その製品はアメリカ、欧州、日本など世界100以上の国と地域に輸出されており、日本のスマートホーム分野ではシェア1位となっている。

「猎聘」(https://www.liepin.com/company/12280013/)より

実際にスマートホーム家電の普及・利用状況について調査した「PR TIMESの記事」によれば、2023年1月の時点で、スマートスピーカー(Amazon Echoなど)を除いたスマートホーム家電の利用率はSwitchBotが25.4%で1位という結果になっていました。

この中国の紹介文も正確なことを伝えているようです。それにしても、日本でのシェアが1位とは驚きですね。

プロ象

日本国内でもSwitchBotの製品の利用率はどんどんと高まっていることがわかるね。スマートホーム化が今後も進んでいくことが予想されているよ!

続いて、この卧安科技(ウォアン・テクノロジー)の所在地を調査しました。「爱企查」と呼ばれる百度の企業データベース(これも中国のサイトなので注意)で調べると、住所は「深圳市宝安区西乡街道麻布社区海城路5号前城商业中心1101」となっていました。

https://aiqicha.baidu.com/detail/compinfo?pid=31502092763361&rq=es&pd=ee&from=ps&query=%E5%8D%A7%E5%A
E%89%E7%A7%91%E6%8A%80%E6%9C%89%E9%99%90%E5%85%AC%E5%8F%B8より引用。
小象

中国企業のパソコンを調べていたら、こんな簡単に住所が割り出せることって少なかったよね?

プロ象

そうなんだよ、いつも中国企業を調べようとAmazonの販売者情報を見ても、ピンイン(中国語の読み方)しか書いて無いし、企業名を特定しても住所は出てこないしですっっっごく時間がかかるんだけど、あまりに簡単に割り出せて拍子抜けするくらいだったよ。逆に言うと、それくらい珍しく透明性が高い信頼できる企業という事ができるね。

場所は深圳(シンセン)市の西部、湾沿いの「宝安区」と呼ばれる地区にあり、深圳市郊外の工業地帯に本社を構えています。

下の動画には、Googleストリートビューと似たような機能を動画でキャプチャしたものです。

このビルが「前城中心」と呼ばれるビルで、このビルの中に、卧安科技(ウォアン・テクノロジー)本社が入居しているようです。

非常に近代的で、立派なビルに入居しており、その儲かり具合が垣間見えます。


Amazonにはスマートロック2つ、指紋認証パッド1つのセットがないため、Amazonで購入する場合はスマートロックを1つ追加で注文するか、以下の公式サイトではそのセットがあるので便利に購入できます。(画像から公式サイトへ飛べます)

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Lockpro_Lockpro_keypadtouch_1_700x.webp

SwitchBotは日本法人も設立している

更にSwichBotを調査してみると、日本向けのホームページが存在しています。

「特定商取引法に基づく表記」を見ると、以下のように表示されます。

住所は「東京都渋谷区神南1丁目11番地4号FPG links JINNAN 8F」となっています。

この場所を調べると、渋谷スクランブル交差点にほど近い、レンタルオフィスが出てきました。

上記の動画の入居する会社の看板を拡大したものが下の画像になります。

「8 SWITCHBOT ◆✕◯△」(後半は「株式会社」?と書いているのでしょうか)と書いてある看板が見えました。

このビルの8階に入居していることは間違いなさそうです。これがSwitchBotを販売している日本法人の会社になります。

以上のことから、深圳に本社があり、日本でもレンタルオフィスを活用しながら日本法人を設立し、非常に透明性の高い企業運営をしていることが垣間見えました。

そのことからも、購入に関する危険性などは皆無だと思います。私は公式サイトから購入したのですが、発送もしっかりしていましたし、日本法人もあるということで、サポート体制も充実しています。

頑丈そうな箱に製品が入れられ、段ボールの中にも梱包材が入れられていました。

正直言って、これであれば購入しても全く問題ないなと感じますし、商品を購入しての満足度も高いので、非常におすすめの商品になります(商品レビューは後述します)。


Amazonにはスマートロック2つ、指紋認証パッド1つのセットがないため、Amazonで購入する場合はスマートロックを1つ追加で注文するか、以下の公式サイトではそのセットがあるので便利に購入できます。(画像から公式サイトへ飛べます)

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SwithBotのスマートロックの使用感レビュー

設置完了時の写真。家から出るときは、中央の〇部分を押すと自動で
サムターンを回してくれる。

SwitchBotスマートロックを購入した動機

息子が小学校高学年になり、学童へ通う年齢じゃなくなってくるなぁと思ってはいたのですが、いかんせん、物を無くしやすい質のお子なのです。

恐ろしくてカギを持たせられないなぁと考えていたところ、このSwitchBotのスマートロックを発見し、購入したという経緯になります。

この製品、指紋認証パッドを購入してこのパッドに登録すれば、子供の指の指紋を当てるだけで解錠ができるため、カギを持たせる必要がなくなるというのが購入に至った一番の理由です。


Amazonにはスマートロックを2つ、指紋認証パッド1つのセットが販売されていないので、我が家のように上下にカギがあり、スマートロックを2つ買いたい場合は、追加でスマートロックを購入するか、以下の公式ページから購入してください。

SwitchBotスマートロックの欠点と利点~3か月使ってみて分かったこと

まずはSwitchBotスマートロックを使ってみての欠点と利点について先に述べていきます。

まずはあえて先に「ここが改善されたらもっと良くなるのに」を述べていきます。

  • 設置するのが少し面倒。
  • 指紋をパッドに当ててから解錠までのタイムラグがまどろっこしい。
  • スマートハブが無いと、Bluetoothの電波が届く範囲でしか遠隔操作できない。

①設置するのが少し面倒

ドアのカギのサムターンの形状がそのドアによってことなるため、「買ってきました、ドアにポン、付きました」というお手軽さはありません

付属のドライバーでネジを外して、ドアとカギの高さを見ながら調整して、ネジを締めて、ドアの脱脂をして両面テープで貼り付けて、という風に少し面倒な部分もありました。

最初の取り付けが少しハードルが高く感じる人はいるかもしれません。しかし、付属の説明書が非常に親切で、取り付け方が詳しく載っているので、迷うことはないと思います。

最近は経費節減なのか、説明書はネット上からダウンロードしてきて、という製品も増えた中、ちゃんと説明書がついているのはありがたいですね。

また、取り付けに関してSwitchBotスマートロックPro用の動画が公開されているため、動画を見ながらでも取り付けをすることができます。これが非常に便利です。

取り付けてしまえば、後はいじることはないので、最初の設置だけが少し面倒に感じる、これが1つ目の欠点です。

②指紋をパッドに当ててから解錠までのタイムラグがまどろっこしい

2点目ですが、いちいちカギを取り出す手間に比べたら屁でもないのですが、指紋をパッドに当てて、認識されてから「カチャ」とカギが開くまでにタイムラグが数秒あります。

動画があるので、これを御覧ください。

この開くまでの間にドアを引っ張ってしまうと、カギが完全に開かずにドアが開かなくなる、という現象が我が家の場合起こります(その後、もう一度指紋認証してあげれば、中途半端な状態が解消されて開くのでご安心を)。

普段なら良いのですが、忘れ物をしたとかで焦っていると、完全に解錠される前に引っ張ってしまい、余計に時間がかかる、となります。

本当にちょっとしたことなのですが、指紋が認証されて解錠がスタートするまでに一呼吸あり、サムターンを回す動きに一呼吸あるので、二呼吸分待たなきゃいけないのが「んー、あーもう!」となります(笑)

③スマートハブがないとBluetoothの届く範囲でしか遠隔操作できない

SwitchBotハブ2などのハブがあれば、そのハブがネットとつながって、そのハブにいろいろな機器を接続して遠隔操作などができるのですが、スマートロック単体ではそれができません

そのため、出先で「あれ?家、鍵の状態どうなってるかな?」などの確認はSwitchBotハブ2などのハブを購入しないとできないのが難点ですね。

これ、スマートロック自体にWiFiと接続する機能を付けてもよかったんじゃないの?と思ってしまうのですが、どうなんでしょうか。

結局、他のいろんな機器を操作したりするためには、このSwitchBotハブ2のようなハブが必要になるので、後々購入したいなと思ってはいますが、スマートロックをWiFi接続できるようにしてくれたら良かったのに、と思ってしまいました。


SwitchBotスマートロックの利点

逆に利点について挙げていきます。色々な利点がありますが、以下の点が良いと感じる点です。

  • 指紋認証であれば、パッドを届く位置に設置すれば小さい子供でも使える。
  • 大人も鍵を取り出さずに開けられるので非常に楽。荷物を持ったまま入るのが簡単。
  • 自動で閉まってくれるので、「あれ?カギかけたっけ?」が無くなる。

①指紋認証であれば、パッドを届く位置に設置すれば小さい子供でも使える

この指紋認証パッド、なかなかに指紋の読み取りが優秀で、子供たちが雑に指を当てても結構な確率で認識してくれます。

子供でも簡単に扱うことができるため、設置する位置を子供でも届く位置にしてあげれば、子供がカギ無しで家に入ることができます。

ただし、1度あったのですが、近所の子供が物珍しくて何回もパッドの指紋認証部分に触れ、何度も認証失敗を繰り返すことがありました。

すると防犯上、「指紋認証が数分間できなくなるという機能」が働いてしまい、我が子が入ってこれない、ということがありました。

あらかじめ設定してあったパスワードを入力すればすぐに解除できるのですが、もしかすると子供が触れる位置に設置するとそういったイタズラ(?)があるかもしれません。

②大人も鍵を取り出さずに開けられるので非常に楽。荷物を持ったまま入るのが簡単。

これが一番の利点になるかもしれません。

車のスマートキーを想像してもらえればイイのですが、あれって楽ですよね?いちいちカギを出して、鍵穴に挿して回してという手順がいらなくなるだけで、本当に手間が減りました

それが「我が家のドア」で実現できるということです。

すごーく楽です。車から荷物を両手に抱え、玄関を入ろうとするときに「あぁ、カバンの中のどこにカギしまったっけ?」となったときのあの絶望感。

それがなくなり、それだけでストレスが減ります

一つ失敗だなと思ったのは、右手の親指・人差し指しか指紋の登録をしていないため、たいてい右手に荷物を持ってしまうので、指紋認証をする際に荷物を持ち替えなければならないこと。

みなさんには両手の指の登録を絶対にオススメします。

③自動で閉まってくれるので、「あれ?カギかけたっけ?」が無くなる

もう一つ。家を出て車に乗って、さぁ、出発と家を出たあと「あれ?カギかけたっけ?」がなくなりました。

設置の際に、ドアの枠のところに磁石を設置することによって、本体がドアの開閉を検知して、自動でカギを閉めてくれるようになります。

つまり、カギを手でかけなくても良くなるということです。これがドアを指紋で開けられることに加えて非常に便利な機能だなって思いました。

いつも指差し確認をしてドアの戸締まりを確認していたくらいなのですが、それが必要なくなってその部分でもストレスから開放され、何も考えることなく、出発できるようになりました。これが地味に良い利点。

ほんのちょっとのことですが、ストレスが無くなるってのはこのことだよなって思います。

取り付け最中の画像。このように両面テープで貼り付けて
丸一日、青いテープで固定しておく。粘着力は3Mの
強力なものを使っているので、心配なさそう。


Amazonにはスマートロック2つ、指紋認証パッド1つのセットがないため、Amazonで購入する場合はスマートロックを1つ追加で注文するか、以下の公式サイトではそのセットがあるので便利に購入できます。(画像から公式サイトへ飛べます)

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SwitchBotスマートロックについてまとめ

非常に使い勝手がよい「SwitchBotスマートロック」、かなりおススメできる製品です。

  • SwitchBotは中国の深圳に本社があり、日本法人も開設している透明性の高い企業です。
  • SwitchBotスマートロックは、非常に使い勝手のよい製品で、日常のストレスを減らしてくれます。
  • 例えば、荷物を持った状態でのカギの開け閉めが楽になったり、出発前に「カギかけたっけ?」の心配がなくなります。
  • 子供にカギを持たせるのは心配…というご家庭でも、指紋で開けられるので安心です。
  • WiFiにスマートロック単独ではつながらないなどの不満はありつつも、非常に満足度が高い製品だと感じます。


Amazonにはスマートロック2つ、指紋認証パッド1つのセットがないため、Amazonで購入する場合はスマートロックを1つ追加で注文するか、以下の公式サイトではそのセットがあるので便利に購入できます。(画像から公式サイトへ飛べます)

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この記事を書いた人

 小学生の子どもにいつかプログラミングを教える日が来ることを夢見るアラフォーです。ようやく重い腰を上げて、HTMLとCSSの学習からスタートし、今後、プログラミングを始める人のために、そして自分の学習記録を残すためにブログも書き始めました。同じ悩みをもつ人の助けになればと思います。
 先日、息子が「誕生日にパソコンが欲しい」と言い出し、一緒にBlenderで3Dのモデリングを始めました。よしよし、クリエイティブなことやってるなと嬉しくなりました。
 今後もHTMLとCSSでつまずいた部分を記事にしてみたり、JavaScriptやRubyにも手を出してそれを記事にしてみたいと考えています。

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