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Notion AI vs ChatGPT ブログを書かせて違いを比較してみた

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こんにちは、プロ象(@shoshi_pro)です。

If you would like to see the article in English, click here.

みなさんはAI、使っていますか?

私も登録はしたのですが、ChatGPTを活用してブログ記事を書く、というところまではやっていません。

しかし、AIには興味津々です。

プロ象

「世間もすなるAIというものを、我もしてみむとするなり」ですね。

2022年11月に公開されたChatGPTと、2023年2月に公開されたNotion AI、この2つのAIの違いについて比較していこうというのが今回の記事の趣旨です。

今回行った比較で、結論は以下の通り。

  • 「プログラミングに最適なガジェット」という題名でそれぞれのAIにブログ記事を書かせた。
  • ChatGPTの文字数は少なく、そのままブログ記事にはできなさそう。
  • ただし、命令スキルを高めればもう少しまともな文章が返ってくるだろう。
  • NotionAIは文字数が多く、ブログっぽい記事が生成できた。
  • そのまま使うレベルではないが、ブログ記事を生成するという部分ではNotionAIに軍配があがる。
  • コピペチェッカーでは両者セーフ。だけど今後はわからない。
  • NotionAIの月8ドルの課金は使い倒せるならありかもしれない。

ではやってみましょう。

追記(2023/03/22):BingAIとの比較も行いました。

目次

Notion AIとChatGPTの概要比較

mohamed_hassanによるPixabayからの画像

Notion AIとは

Notion AIは、もともとNotionと呼ばれる文書作成やタスク管理ツールなどの様々な機能を一元管理できるクラウド型のアプリに、人工知能(AI)による技術を活用した機能の1つです。

自然言語処理技術や機械学習技術を応用して、ユーザーの意図を理解し、自動的にタスクを実行することができます。

例えば、個人のタスク管理やプロジェクト管理、文書作成など様々な機能を自動的に行うことができ、ビジネスや教育分野での業務効率化、学習支援に役立つことが期待されています。

ChatGPTと同じく、今後ますます発展することが期待される分野です。

現在、無料でAI機能を使えるのは20回までで、本当にお試しでしか使えません。月8ドルを払えば、制限なく使えます。

上記のリンクからアクセスすると、下記の画像の画面に行くので、「Notionを無料で入手」をクリックし、ユーザー登録を行います。

もともとがタスク管理や文書作成のWebアプリなので、少し使い方が複雑ですが、下記のように「ページを追加」を押すと新しいページが右側に作られます。

そこで「AIを使用して文書を作成」と出てきますので、そこに命令を打ってAIによる文書作成を行います。

ChatGPTとは

ChatGPTとは、OpenAI社が開発した人工知能モデルの1つで、GPTは「Generative Pre-trained Transformer(生成事前学習トランスフォーマー)」の略で、大量のテキストデータを学習し、そのデータを元にして文章を生成することができます。

ChatGPTは、2022年11月に公開され、1か月でユーザー登録が1億人を突破するなど、その話題性は今までのサービスとは比較にならないほどです。

人工知能の分野において、自然言語処理技術の進歩を象徴するものの1つであり、今後ますます発展していくことが期待されています。

使い方としては、下記のOpenAIのサイトにアクセスをして、「Try ChatGPT」に入り、ユーザー登録をします。

ユーザー登録後は、下記のような画面になるので、赤枠の部分に行ってほしいことを書きます。(例えば、「ブログの読者数を上げるには?」などと聞くと、自然な文章で答えを返してくれます)

Notion AIにブログ記事を書かせてみた

まずはNotion AIに「プログラミングに最適なガジェット」についてのブログ記事を書かせてみました。

見出しの文章自体はNotion AIによるもので、見出しへの変更などは筆者が行っています。

プログラミングに最適なガジェット

イントロダクション

プログラマーは、彼らの仕事で高いパフォーマンスと生産性を発揮するために、優れたガジェットが必要です。

しかし、市場には多くのガジェットがあり、どれが最適であるかを決定することは困難です。

この記事では、プログラミングに最適な6つのガジェットについて説明します。

キーボード

プログラマーにとって、キーボードは彼らの仕事で最も重要なガジェットの1つです。

良いキーボードは、快適なタイピング体験、高速な反応性、そして耐久性を提供する必要があります。

プログラマーに最適なキーボードは、機械式キーボードです。これらのキーボードは、メンブレンキーボードよりも長持ちし、タイピングの精度が向上します。

一例として、Das Keyboard 4 Professionalは、優れた機能と品質を備えた機械式キーボードです。

モニター

プログラマーにとって、モニターの大きさは非常に重要です。

大きなモニターは、より多くの情報を同時に表示できるため、プログラマーの生産性を大幅に向上させます。

プログラマーに最適なモニターは、27インチ以上の大型モニターです。

また、モニターの解像度も重要です。

プログラマーに最適な解像度は、2560 x 1440または3840 x 2160です。

一例として、Dell UltraSharp U2718Qは、高解像度と広い視野角を提供する27インチのモニターです。

ノートパソコン

プログラマーにとって、モビリティも重要な要素です。

ノートパソコンは、自宅やオフィス以外でも仕事をすることができるため、非常に便利です。

プログラマーに最適なノートパソコンは、高速なプロセッサと大容量のストレージを備えたものです。

また、軽量で持ち運びがしやすく、バッテリー寿命が長いものが望ましいです。

一例として、MacBook Proは、高速なプロセッサと大容量のストレージを備えた優れたノートパソコンです。

ワイヤレスマウス

プログラマーにとって、マウスは非常に重要な役割を果たします。

マウスは、コーディング中にカーソルを正確に移動させ、効率的にブラウザやIDEのタブを切り替えることができます。

ワイヤレスマウスは、コードの書き込み中に邪魔にならず、自由自在に操作することができます。

プログラマーに最適なワイヤレスマウスは、応答性が高く、充電式であるものです。

一例として、Logitech MX Master 3は、高度な機能とカスタマイズ性を備えた優れたワイヤレスマウスです。

ヘッドホン

プログラマーにとって、ヘッドホンは、周囲の騒音を遮断し、集中して作業するための必須アイテムです。

ヘッドホンは、長時間の作業中に快適である必要があります。

また、音質も重要なポイントです。プログラマーに最適なヘッドホンは、長時間装着しても疲れにくく、高品質な音質を提供するものです。

一例として、Bose QuietComfort 35 IIは、快適な装着感と高品質な音質を備えた優れたヘッドホンです。

エルゴノミクスチェア

プログラマーにとって、エルゴノミクスチェアは、健康に良い姿勢を保ち、長時間の作業中に快適さを提供するために必要不可欠です。

エルゴノミクスチェアは、背中、首、腰をサポートし、長時間座っていても疲れにくく、腰痛を防止することができます。

プログラマーに最適なエルゴノミクスチェアは、高さ調整やリクライニング機能があり、座面が柔らかく、通気性が良いものです。

一例として、Herman Miller Aeron Chairは、快適性、耐久性、そしてエルゴノミックデザインを備えた優れたチェアです。

外付けストレージデバイス

プログラマーにとって、データのバックアップは非常に重要です。

外付けストレージデバイスを使用することで、重要なデータをバックアップすることができます。

プログラマーに最適な外付けストレージデバイスは、高速なデータ転送が可能なものであり、大容量であることが望ましいです。

また、信頼性が高く、耐久性があるものが望ましいです。

一例として、Seagate Backup Plus Hubは、8TBの大容量を誇り、高速なデータ転送が可能な優れた外付けストレージデバイスです。

コンクルージョン

プログラマーにとって、優れたガジェットは、生産性と快適さを向上させるために必要不可欠です。

キーボード、モニター、ノートパソコン、ワイヤレスマウス、ヘッドホン、エルゴノミクスチェア、そして外付けストレージデバイスは、プログラマーにとって最適な7つのガジェットです。

これらのガジェットを選択する際には、品質、機能、そしてコストをバランス良く考慮することが重要です。

ChatGPTにブログ記事を書かせてみた

おなじく、ChatGPTに「プログラミングに最適なガジェットのブログ記事を書いて」と命令し、文章を生成させました。

以下が生成した文章になります。

見出しは文章自体はChatGPTによるもので、見出しへの変更は筆者が行いました。

プログラミングに最適なガジェット

こんにちは!プログラミングに最適なガジェットについてお伝えします。

ノートパソコン

プログラミングには、高性能のノートパソコンが必要です。

一般的に、Core i5以上、8GB以上のメモリ、256GB以上のストレージが必要とされています。

MacBook ProやDell XPSなど、高性能で信頼性の高いノートパソコンを選ぶことをおすすめします。

モニター

プログラミングは、多くの場合、複数のアプリケーションを同時に使用する必要があります。

そのため、大きなディスプレイが必要です。

27インチ以上の4Kモニターを選ぶことをおすすめします。DellやLGなど、高品質なモニターを提供しているメーカーがあります。

キーボード

プログラマーにとって、快適なキーボードは非常に重要です。

長時間のタイピングを行うため、キーボードの打鍵感や音などが影響を与えることがあります。

人気のあるキーボードとしては、Das Keyboard、Logitech、Microsoft Surface Keyboardなどがあります。

マウス

プログラマーにとって、マウスは非常に重要です。

効率的なコーディングをするためには、正確でスムーズなマウスが必要です。

人気のあるマウスとしては、Logitech MX Master 3、Microsoft Surface Mouse、Apple Magic Mouseなどがあります。

ヘッドフォン

プログラミングは集中力が必要です。

そのため、周囲の音を遮断できるヘッドフォンがおすすめです。

Bose QuietComfort、Sony WH-1000XM4、Sennheiser Momentum 3 Wirelessなどが人気のあるヘッドフォンです。

以上が、プログラミングに最適なガジェットの一例です。

高性能なノートパソコン、大きなディスプレイ、快適なキーボードとマウス、そしてヘッドフォンなど、効率的なコーディングに必要なものを揃えて、快適なプログラミング環境を整えてみてください!

Notion AIとChatGPTの比較

文字数の比較

Notion AIで生成された文書をワードにコピペして、単語数、文字数を測定してみました。その結果は以下の通り。

単語数が1787、文字数(スペースを含めない)が1913となりました。

次にChatGPTも同様に測定してみました。

すると、単語数が669、文字数(スペースを含めない)が832となりました。

表現内容の比較

ChatGPTは、「対話型」の文書生成ソフトのためか、ブログ記事そのものを作るというよりも、ブログ記事の元になるような情報を教えてあげる、というイメージが強いのかなと感じました。

これは命令の仕方によっていくらでも生成の方法を変えることができるので、使用者のスキル次第でもあるのかなと感じます。

文章の文字数が少なく、非常に簡素な文章に仕上がっており、命令のスキルを高めるか、文章に自分自身で捕捉を入れる必要がありますね。

このままではブログ記事にはできないと感じます。

一方のNotion AIは文書作成をするためのアプリが元々機能としてついているので、そこに最適化されたAIになっているように思います。

単純に「プログラミングに最適なガジェット」と打っただけで自然なブログ記事に仕上げてくれており、イントロダクション(導入)やコンクルージョン(結論、まとめ)という見出しも作ってくれています

文字数から言っても、Notion AIの方が文字数が多く、より人間がガジェットをおすすめするような文章の生成になっていると感じます。

ただ、冒頭で「6つのガジェット」と言っているのに、「7つのガジェット」を紹介してみたり、細部にはミスがあるので、人間の目によるチェックが必要ですね。

やはりどちらもAIへの命令をより適切にするか、自分自身での文章の付け足しが必要であることは否めません。

2つの文章をコピペチェックにかけて比較

2つの文章を以下のサイト、Copy Content Detectorにかけてみて、どのくらいネット上の文章と似た文章になっているのか、チェックをしてみます。

その理由として、ChatGPTが登場し、AIに書かせた小説が大量投稿され、「盗作の件数が爆増してSF雑誌が新作の募集を停止した」などの記事が出ているからです。

詳しいところはわからない部分が多いですが、AIに学習をさせる際にネット上のデータを使用したり、他の文章を使用しているため、どうしても剽窃・盗作となるような表現になってしまうらしいです。

というわけで、2つの文章をコピペチェッカーにかけてみました。

コピペチェッカーの結果の比較

まずはNotion AIのチェック結果です。

続いてChatGPTのチェック結果です。

両者ともに「類似度判定」や「一致率判定」について「良好」との結果が出ています。

若干、Notion AIの「一致率判定」が高いものの、大きな差はありません。

「テキスト間判定」とは、私が読み込ませたChatGPTの文章とNotion AIの文章の一致率を見たものです。

同じ「プログラミングに最適なガジェット」の文章を読ませているので、一致率が高く出ているのだと思います。

現在はNotion AIやChatGPTの文章がまだまだブログに使われていないために一致率が低い状態なだけで、今後、AIによる文書生成方法を用いてブログ記事が量産された場合、この判定は高まっていくのではないかと予想されます。

まとめ

総論として、私は以下のことを感じました。

  • 文章の生成ということだけでいくとNotion AIの方が命令のスキルがない状態でも、比較的まともな文章が生成される。
  • 月8ドル(1000円程度)の出費が許容できるほど使い倒せるのなら、Notion AIに課金してもよいかもしれない。
  • ブログ記事という観点では、まだコピペチェッカーには引っかからないが、今後、AI生成文章が量産されてくればその限りではなさそう。
  • 文章を書くスキルを高めることがよいのか、AIへの命令スキルを高めることがよいのか、今後の動向によって変わるのかなと感じる。

今話題のAI、これからまさに「AI戦国時代」に入ってくるのかもしれません。

検索エンジンが淘汰されるのか、そしてAI同士の覇権争いがどのようになっていくのか、注目していきたいと思います。

ここまで読んでいただいたということは、プログラミングに興味があったりしますか?

もしプログラミングに興味はあるけど、何から始めたらいいの?という人は以下の記事をご覧いただければ、何をすればいいかが分かります。プログラミング、面白いですよ?

普段は以下のような記事を書いています。あわせて読んでいただけるとうれしいです。

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この記事を書いた人

 小学生の子どもにいつかプログラミングを教える日が来ることを夢見るアラフォーです。ようやく重い腰を上げて、HTMLとCSSの学習からスタートし、今後、プログラミングを始める人のために、そして自分の学習記録を残すためにブログも書き始めました。同じ悩みをもつ人の助けになればと思います。
 先日、息子が「誕生日にパソコンが欲しい」と言い出し、一緒にBlenderで3Dのモデリングを始めました。よしよし、クリエイティブなことやってるなと嬉しくなりました。
 今後もHTMLとCSSでつまずいた部分を記事にしてみたり、JavaScriptやRubyにも手を出してそれを記事にしてみたいと考えています。

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