Amazonでパソコン探してたら、「GM-JAPAN」っていうメーカー?販売者?のパソコン、激安でスペックも欲しいと思ってたくらいのものだったんだけど、聞いたことないメーカーだから買ってもいいのか悩んでて…。
なるほどね、確かにあまり聞かないメーカーの製品って大丈夫なのかな?って心配になっちゃうよね。じゃあ、今回はこの「GM-JAPAN」を深掘りしていこう!
Amazonなどでノートパソコン欲しいなぁって調べていると、何気なく見つかる激安パソコン。
スペックもそれなりに高くて、なかなかいいんじゃない?って思いますが、どうしても聞いたことのないメーカーなので二の足を踏んでしまうのも事実。
安いと言っても5万円はするので、買って後悔はしたくないですよね。
調べた限りでは、今回調べた「GM-JAPAN」の製品自体は悪いものではありませんし、無名のメーカーであるというリスクを許容できるのであれば、よい買い物になるのではと思います。
結論としては以下の通り。
- 「GM-JAPAN」はおそらく、中国から輸入した製品を販売するために、2010年に「グローバル商事株式会社」として日本で法人格を取得しているのではないかとみられる。
- 運営者は「矢野 忠」さんという方で、代表者は「呉 瑾(ゴ・キン)」さんというおそらく中国の方。
- Used Funという中古パソコンを取り扱うECサイトも運営している。
- よいと評価する口コミが沢山あり、コスパがよい、届いてすぐ使えるのがよい、シルバーの見た目が高級感がある、などの肯定的な評価がある。
- 一方で、使っているうちにDCプラグが折れてしまったという書き込みや、保証期間がなくなったあとがサポートの関係などもあり心配、という声も。
- 無名のメーカーのパソコンとしては、日本法人も設立されていて、他の無名メーカーよりは体制はしっかりしているかなと感じる。
無名のメーカーはちょっと…という人に、「世界シェア第5位までのメーカー」で「本当にコスパのよい製品」を徹底的に調査しました。もし、より安心して買いたいという人は、以下のリンクからどうぞ。
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また、デザイン性と手厚いサポートのある日本製ノートパソコンであればVAIOも候補に入ってくると思います。
GM-JAPANはどこの国の製品?
GM-JAPANを調べてみると、以下のようなことが分かりました。
- GM-JAPANは日本で法人格を取得している日本の企業だが、おそらく中国から製品を輸入・販売するために、日本法人を作った方が都合がよいために設立した企業であると予想される。Amazonでは「マルチョウ売店」という店舗名で販売している。
- 会社の名前は「グローバル商事株式会社」で2010年に設立されている。
- 運営者は「矢野 忠」さんという方で、代表者は「呉 瑾」(ゴ・キンさん)というおそらく中国の方。
- Used Funという中古パソコンを取り扱うサイトも運営している。
GM-JAPANは日本の企業?
GM-JAPANの製品をAmazonで見ると、販売元の情報を見ることができます。その画像が以下のものです。
それを見ると、販売業者が「グローバル商事株式会社」、運営責任者に「矢野 忠」さんのお名前、店舗名は「マルチョウ売店」の文字が。
そして、「グローバル商事株式会社」を検索すると、GM-JAPANのホームページが出てきます。そこで、そのホームページの会社概要を見てみると…
2010年9月設立、本社は東京都板橋区中丸町にあるようで、Googleストリートビューで確認するとこのようなビルに入居しているようです。
また、「企業一覧プラットフォーム」というサイトでグローバル商事株式会社を検索すると、このようなページが出てきます。
住所や設立年は同じですが、代表者名が「呉 瑾」さんとなっています。読み方は「ゴ・キン」と読むのでしょうか。名前から想像するに、中国の方であると思われます。
これはあくまでも予想の範疇をでませんが、中国国内で製造した製品を日本に輸入する際に、日本で販売店をもっている方が都合がよいことが多いので、グローバル商事株式会社という日本法人を設立したのではないかと考えられます。
他のESBOOKなどのメーカーも、中国で製造した製品を販売するために日本法人を設立しているので、同じなのではないかと。ですが、ESBOOKとは違い、中国の会社の調べはつきませんでしたので、あくまでも予想です。
また、調べていくと、「Used Fun」というパソコン通販のサイトも運営しており、Amazonでの販売だけではなく直営のECサイトも運営していることがわかりました。
GM-JAPANの評判
GM-JAPAN、つまり、グローバル商事株式会社が扱うパソコンの製品名は、「GMJ」や「GML」という名称がつけられています。その評判はどうなのでしょうか。
まずはAmazonに掲載されているGM-JAPANの製品について、価格、SSD容量、メモリ容量、CPU性能を算出し、それを価格で割って、コストパフォーマンスを算出しました。
CPU性能については、PassMarkという指標を用いて算出しました。いわゆる「ベンチマーク」と言われるものです。
総合順位 | 総合点数 | 型番 | 価格 | SSD(GB) | SSD/価格 | SSD順位 | メモリ容量(GB) | メモリ容量/価格 | メモリ順位 | CPU | PassMark | PM/価格 | CPU順位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | GLM 15 256 P W11 | 38,000 | 256 | 6.736842105 | 1 | 8 | 2.105263158 | 1 | Celeron N3450 | 1,977 | 5.202631579 | 4 |
2 | 10 | GLM 14 240 | 41,800 | 256 | 6.124401914 | 4 | 8 | 1.913875598 | 5 | Celeron N4120 | 2,545 | 6.088516746 | 1 |
2 | 10 | GLM-15-256-P | 39,394 | 256 | 6.498451541 | 2 | 8 | 2.030766107 | 3 | Celeron N3450 | 1,977 | 5.018530741 | 5 |
4 | 13 | GLM 14 240 | 42,800 | 256 | 5.981308411 | 5 | 8 | 1.869158879 | 6 | Celeron N4120 | 2,545 | 5.946261682 | 2 |
5 | 14 | GLM 13 256 | 40,800 | 256 | 6.274509804 | 3 | 8 | 1.960784314 | 4 | Celeron N4000 | 1,423 | 3.487745098 | 7 |
6 | 15 | GLM 8350-C | 29,162 | 128 | 4.389273712 | 7 | 6 | 2.057472053 | 2 | Celeron N3350 | 1,107 | 3.796035937 | 6 |
7 | 17 | GLM 10 128 | 28,730 | 128 | 4.455273234 | 6 | 4 | 1.392272885 | 8 | Celeron N4020 | 1,563 | 5.4403063 | 3 |
8 | 23 | GLM 14 8350 | 32,800 | 128 | 3.902439024 | 8 | 6 | 1.829268293 | 7 | Celeron N3350 | 1,107 | 3.375 | 8 |
コスパを算出して一番コスパが高いとの評価になった口コミについて調査していきます。
コメント数は2023/08/27時点で82件の評価がついており、星5が41%、星4が33%、星3が16%、星2が5%、星1が4%の割合になっています。
まずは星4~5の肯定的な評価についてです。
- 電源ONで、Wi-Fi設定をするだけでとりあえずすぐに使用できます。躯体はシルバー基調でシンプルで良いです。重量は15Inなのでこれくらいでしょう。キーボードのタッチは少し硬いイメージです。通常使用では特に問題ありません。金額以上の性能ではないでしょうか。
- 基本のセットアップが済んでいる為、届いてすぐに使用できる所は、初心者の方にはとても良いのではと思いました。納期も早いのが良かったです。
- 色使いがシルバー基調で高級感があります。PC形状はただの四角ではなく、端部が全て丸みを帯びた形状で高級感をさらに引き立たせています。
- 中国製のノートパソコンはコスパは良いがいざという時のサポートが中国の会社が相手なので心配で迷っていたときに、偶然にアマゾンでこのパソコンを見つけて商品レビューを読むうちに日本の会社のものと分かり購入を検討しました。
全体的に金額に比べて性能が高い、セットアップが全てされていて届いてすぐに使うことができる、シルバーの見た目が高級感があってよい、というような評価をしています。
一方で、星1~2の否定的な評価と思ったのですが、件数が少ないので星3の中から否定的な意見をひろいあげました。
- ノートパソコン DCプラグが折れました。電源アダプターの差し込み口のDCプラグの曲がりを直そうとしたらパキッと折れてしまいました。ネットで調べたら、折れまくっているのが分かり、知らないメーカーのパソコンを安いからと買ってしまったこと反省しました。
- 初期不良などの対応や常識の範囲内で過失のない場合の1年保証があるものの、不慮の故障などに対しての修理専用窓口みたいなものは見つけられませんでした。何かの際のトラブル解決やデータサルベージは、実費か第三者業者頼みになるでしょうし、「壊れたらそれっきり」ということになってくると用途も限られます。
- 外装はプラスチックのようでかなりチープ感があります。エンターの左横のキーが少し狭いです。カーソルキー周りはかなり使いにくいと思います。
全体を見ると、やはりサポートの面で不安があるという書き込み、一般的なキーボードと形が違うので使いにくい可能性、見る人によっては、外装が安っぽく感じてしまう、という評価をしている人がいました。
GM-JAPANの製品の口コミは信頼できるの?
Amazonに投稿された口コミ、よい評価をしているのは業者が雇ったサクラで、実は肯定的な評価がほとんどお金を払って書いてもらったもの、なんてことがあったりします。
中国の業者なんかはよくこの方法を使って、評価を高めていたりして、「評価が高いから大丈夫」と思って買ったら粗悪品だったということも。
そんな悲しい状況にならないように、サクラチェッカーという口コミや評価がサクラの可能性は何パーセントくらいあるのか、というのを調べられるサイトがあります。
そこでGM-Japanの製品の口コミを調べてみました。
すると、3.99/5とまずまずの評価です。サクラ度も0%と表示されていますので、口コミがサクラである可能性は低いのではないかと思われます。
と言っても、あくまでもサクラチェッカーというサイト上での評価なので、判断は購入者本人がしなくてはいけませんね。
まとめ
- 「GM-JAPAN」はおそらく、中国から輸入した製品を販売するために、2010年に「グローバル商事株式会社」として日本で法人格を取得しているとみられる。
- 運営者は「矢野 忠」さんという方で、代表者は「呉 瑾(ゴ・キン)」さんというおそらく中国の方。
- Used Funという中古パソコンを取り扱うECサイトも運営している。
- よいと評価する口コミが沢山あり、コスパがよい、届いてすぐ使えるのがよい、シルバーの見た目が高級感がある、などの肯定的な評価がある。
- 一方で、使っているうちにDCプラグが折れてしまったという書き込みや、保証期間がなくなったあとがサポートの関係などもあり心配、という声も。
- 無名のメーカーのパソコンとしては、日本法人も設立されていて、他の無名メーカーよりは体制はしっかりしているかなと感じる。
一般的に、こういった無名のメーカーはサポートがよくない、という声が上がることが多いのですが、「サポートが不安」の声はあるものの、実際にサポートがよくないという声がほとんど見られません。
その意味で、GM-JAPANの製品は比較的安心して購入することができる「無名パソコン」なのかなと感じます。
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もし、国内製のパソコンをお探しであれば、マウスコンピューターはかなりおすすめのメーカーです。余計なソフトが入っておらず、サポート体制もしっかりしています。
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